陶芸家シゲさんのピザ窯づくり(その2)


2017.11.12(日) 穴窯づくり2回目のワークショップでした。
2層目からはスサ入りの粘土を積み、今日は3層目をスタート。どうしても重力で下がっていくので、上が肉痩せしたカタチで終了。あと1層はまた後日に、丸くカタチを整える感じにして完成される予定です。

↓この窯が見学できます!
11月23日(木)〜29日(水)
「土窯築窯披露と 鈴木重孝 新作・陶展」
ギャラリー参興庵 にて(詳細はこちらへ

↓サンマは炭火で焼くのが美味しいんです!

と、シゲさんがお昼ごはんに焼いてくれました。しかも炭に着火ではなく、薪を燃やして熾火をつくっています。皮がパリっとした焼きサンマ!ご馳走様でした。
やっぱり田舎暮らしが最高!
 

関連記事:
陶芸家シゲさんのピザ窯づくり(その1)
ピザ窯のコンクリート土台づくり

陶芸家シゲさんのピザ窯づくり


2017.11.4(土)
地元の粘土を使用した穴窯をつくりました! 陶芸家 鈴木重孝さんご指導のワークショップでした。
砂場遊びみたいに、粘土を手に楽しい作業となりました。今日は、窯の型づくりと壁1層を施工しました。このあとさらに3層積み重ねて行きます。
次回のワークショップは11月12日(日)です。ぜひご参加くださいね。

↓この窯が見学できます!
11月23日(木)〜29日(水)
「土窯築窯披露と 鈴木重孝 新作・陶展」
ギャラリー参興庵 にて(詳細はこちらへ


粘土をくだいています。
↓こんな風に崖からゴロリと落ちてきた岩(粘土)を使用します。


1層目が完成。全部で4層積み重ねて壁厚20cmを目指します。

*お庭にピザ窯はいかがですか? 施工も請け負います。ご興味のある方はお気軽にご一報ください。(^o^)/

関連記事:
陶芸家シゲさんのピザ窯づくり(その2)
ピザ窯のコンクリート土台づくり

ピザ窯のコンクリート土台づくり


2017.10.7 ピザ窯の土台をつくるワークショップを開催しました。
窯本体が1トンぐらいになるため、ガッツリとコンクリート基礎から施工です。まるで家の基礎をミニサイズにしたような、凝縮体験ができました。

皆さまありがとうございました。おつかれさまでした。(`_´)ゞ
次回は、いよいよ陶芸家シゲさんの穴窯施工ワークショップです。お楽しみに!

*お庭にひとついかがですか? 施工も請け負います。ご興味のある方はお気軽にご一報ください。(^o^)/

関連記事:
陶芸家シゲさんのピザ窯づくり(その1)
陶芸家シゲさんのピザ窯づくり(その2)

屋外キッチンセット

庭にテーブルを出してご飯を食べるのは、郊外の暮らしの楽しさです。そして、外の景色を眺めながら料理をするのも最高の気分転換になります。
庭先にパタパタっと簡単に組み上がるキッチンセットがあったら、もう庭は部屋の一部になります!なんか “リカちゃんハウス”のようなおままごと気分ですね。

8.20(日) 長南町にて、東京家政大と長南小学校3年生の交流事業があり、そこで長南町らしいお昼ご飯を提供するミッションのために、移動キッチンセットを製作しました。
ウルトラ“古民家”防衛軍は、当日のビザ焼き部隊としても参加しました!

詳しくはこちらをどうぞ。

古民家の歪みや傾きを直す仕事

“曳家さん”という職人衆がいます。
古民家は長年の変化で基礎が沈下して、カベが傾いたり、床が落ち込んだり、障子も動きにくくなったりしています。 家の歪みを直す大仕事は、昔から“曳家さん”が行っていました。
現在、ウルトラ古民家防衛軍が携わっている古民家も歪みが激しいため、曳家さんに沈下修正をお願いすることになりました。これさえできれば、あとは住む人がDIYでも直せるようになるわけです。
落ち込んだ柱をジャッキで上げて、床を水平にしていきます。グニャグニャだった床面が水平になると、それまでボロボロに思えた家が矍鑠としてきます。歳を重ね曲がってしまった背中が、いきなり若返って元気になってしまった?! それほど家全体が活き活きとして見えてきます。
これって整体みたいです!
リノベーションして住み続けられるのは、良い素材を用いて、日本の伝統工法で建てらているからこそ可能な事。やはり古民家には大いなる魅力があります!!

7月1日(土)まで、曳家さんの現場を見学しながら勉強会を開催中。
ぜひこの機会にご参加ください!

        

大工さんの古民家修理のワザ(家畜小屋リノベ)


経年で歪んだ古民家をどうやって補修するのか。壁や床に関する物を少しピックアップ。
大工のハラさんは、見極めも仕事もとにかく速い!さすがです。

<壁の歪み修正>
経年変化で壁面がグニャグニャに歪んでいるので、ずれた柱を直していきす。本当に物理的です。

<壁の貼り直し>

自作のスペーサーを駆使して壁の下地材を固定していきます。歪んでいた壁が平面に仕上げられていきます。

<新設の壁>
柱の下に置くピンコロ。あたりをひいて柱を立てます。

<床づくり>
↓こういうときコンベックスは当てにならない。
シンプルで確実な方法で床の高さを出していきます。

↓ 床板は廃材を利用することにしました。プレーナーで剝いて厚みを揃えます。木は表面が真っ黒でも、挽くときれいになります。まな板で想像できますよね。

沈下修正の前作業をしました(と-1) 

古民家と-1にて、再生ワークショップを行っています。
今日は、沈下修正の前準備として柱をあらわにする作業でした。

↑ まずは、畳や建具を運び出します。
↓ 梁が下がって建具が動かないところは、梁をジャッキアップして外します。
少し強引に引っ張っても、建具はしなやかなので意外と大丈夫。

↓ 同時進行で側溝を手掘り。前回のユンボが入れなかった狭い場所が開通しました! 嬉しい瞬間の記念フォト。 ありがとうございました。
家の土台を腐らせる雨水の浸入。外周に側溝は必須です。

↓ 柱を独立させるため、作り付けの棚などを手壊し。どうやって組まれているか、実際に壊すと勉強になります。


だいぶ風通し良くなってきました。

↓ これは敷居ですよ! ボロボロに腐って、折れています。


終わりました!
こんなに土台や柱の基部がボロボロ。沈下が激しい酷い状態です。
みなさん、この現状からの再生ですよ。なるべく多くの方に見て頂きたいです。次の作業日に、またワークショップ形式で公開します。


休憩に夏みかんを取ってきて食べました。さっぱりしててジューシー!うちのより美味しいのですが、日当たりの関係かな。品種改良してないような素直な味、この庭の夏みかん最高!

おつかれさまでした。(^o^)/

古民家を活用した観光まちづくりシンポジウム

大多喜町にて、5月30日に開催されたシンポジウムに参加してきました。
イギリス人は、”自然豊かな場所に建つ古い家“に住むことが憧れなんです……と千葉大教授のモリスさんが話していました。同感です!こういう価値観を多くの人に伝えたいです。田舎暮らしは本当に良いことばかり!便利さの呪縛から解かれると、かけがえのない宝をゲットできますよ。

驚くほど沢山のビジネスマンがシンポジウムに参加していました。千葉銀行の支援で実現した「まるがやつ」の古民家活用方法にも驚きです。リゾートホテル感覚の古民家一棟貸し。いままでは古民家にリンクしなかった人々が大勢宿泊することになるでしょうね。
今のところは古民家というだけで注目度が高いですが、長続きさせるにはどう利用するかが思案のしどころ。古民家ならではの利用方法ではなくていいと思います。たとえばコンビニが古民家に入ってたら面白いな〜。
「古民家に事業を入れることで再生」を大々的に呼び掛けていました。融資が受けられるんです。骨董グレードの古民家を普通に住居として購入するにはあまりにも高すぎるので、 この方法でどんどん受け継いで欲しいです。
そして、庶民グレードの古民家は、私達が住み継ぐことで再生と行きましょう!