大工さんの古民家修理のワザ(家畜小屋リノベ)


経年で歪んだ古民家をどうやって補修するのか。壁や床に関する物を少しピックアップ。
大工のハラさんは、見極めも仕事もとにかく速い!さすがです。

<壁の歪み修正>
経年変化で壁面がグニャグニャに歪んでいるので、ずれた柱を直していきす。本当に物理的です。

<壁の貼り直し>

自作のスペーサーを駆使して壁の下地材を固定していきます。歪んでいた壁が平面に仕上げられていきます。

<新設の壁>
柱の下に置くピンコロ。あたりをひいて柱を立てます。

<床づくり>
↓こういうときコンベックスは当てにならない。
シンプルで確実な方法で床の高さを出していきます。

↓ 床板は廃材を利用することにしました。プレーナーで剝いて厚みを揃えます。木は表面が真っ黒でも、挽くときれいになります。まな板で想像できますよね。

沈下修正の前作業をしました(と-1) 

古民家と-1にて、再生ワークショップを行っています。
今日は、沈下修正の前準備として柱をあらわにする作業でした。

↑ まずは、畳や建具を運び出します。
↓ 梁が下がって建具が動かないところは、梁をジャッキアップして外します。
少し強引に引っ張っても、建具はしなやかなので意外と大丈夫。

↓ 同時進行で側溝を手掘り。前回のユンボが入れなかった狭い場所が開通しました! 嬉しい瞬間の記念フォト。 ありがとうございました。
家の土台を腐らせる雨水の浸入。外周に側溝は必須です。

↓ 柱を独立させるため、作り付けの棚などを手壊し。どうやって組まれているか、実際に壊すと勉強になります。


だいぶ風通し良くなってきました。

↓ これは敷居ですよ! ボロボロに腐って、折れています。


終わりました!
こんなに土台や柱の基部がボロボロ。沈下が激しい酷い状態です。
みなさん、この現状からの再生ですよ。なるべく多くの方に見て頂きたいです。次の作業日に、またワークショップ形式で公開します。


休憩に夏みかんを取ってきて食べました。さっぱりしててジューシー!うちのより美味しいのですが、日当たりの関係かな。品種改良してないような素直な味、この庭の夏みかん最高!

おつかれさまでした。(^o^)/

古民家の作業をします → 6.10.2017

ワークショップのお知らせです!
柱の沈下修正の前準備として、なるべく柱だけのスカスカになるように、建具や不要な造作物を取り外して行きます。

次の作業日は6月10日(土)になりました。ぜひご参加ください。(^o^)/

古民家を活用した観光まちづくりシンポジウム

大多喜町にて、5月30日に開催されたシンポジウムに参加してきました。
イギリス人は、”自然豊かな場所に建つ古い家“に住むことが憧れなんです……と千葉大教授のモリスさんが話していました。同感です!こういう価値観を多くの人に伝えたいです。田舎暮らしは本当に良いことばかり!便利さの呪縛から解かれると、かけがえのない宝をゲットできますよ。

驚くほど沢山のビジネスマンがシンポジウムに参加していました。千葉銀行の支援で実現した「まるがやつ」の古民家活用方法にも驚きです。リゾートホテル感覚の古民家一棟貸し。いままでは古民家にリンクしなかった人々が大勢宿泊することになるでしょうね。
今のところは古民家というだけで注目度が高いですが、長続きさせるにはどう利用するかが思案のしどころ。古民家ならではの利用方法ではなくていいと思います。たとえばコンビニが古民家に入ってたら面白いな〜。
「古民家に事業を入れることで再生」を大々的に呼び掛けていました。融資が受けられるんです。骨董グレードの古民家を普通に住居として購入するにはあまりにも高すぎるので、 この方法でどんどん受け継いで欲しいです。
そして、庶民グレードの古民家は、私達が住み継ぐことで再生と行きましょう!