古民家の良いところ

●リノベーションに適している

古民家は意外にもリノベーションに適しています。柱と梁で支える頑強な構造のため、間取りは自由、昔のまま住み続ける必要はありません。これは大きな魅力です。

木の家は脆弱に思われるかも知れませんが、数百年前の家が、現在もしっかり建っています。昔は家を建てる前に、充分に木材を吟味しました。木を切り出すところから棟梁が立ち会い、木のくせを見抜き的確に配置。そうして建てられた家は、住み継ぐことで健全さを保ちます。

部材は木目が際立ち、美しい経年変化をみせます。木造ならではの頑強さで、永年使えて美しい。 世界でも希有な建築様式なのです。

 

●“土間”というマルチ空間の楽しみ

・靴を履く部屋
・外のような内のような、不思議な場所
・お客さんが気兼ねなくお茶吞み
・動物が一緒にすごせる
・粘土や絵の具など汚れる遊びも思い切り
・薪ストーブの灰や木くずを気にしなくていい
・爪切りや散髪の散らかしOK
・野菜を泥付のまま持ち込める
・料理の切りくず、油ハネなどもOK
・雨の日の木工作など、工房として便利

 

●床の高低差

毎日知らず知らずのうちに、踏み台昇降をしているようなもの。足腰が強くなって健康を維持。バリアフリーが定着した世の中ですが、私達はあえてバリアフルをおすすめします。とくに小さい子どもには、変化が良い刺激になります。

 

●軒の深さ

夏は日差しをカットし、冬は奥まで日が差し込む、絶妙な軒の深さがこれほど快適だとは、住んでみるまでわかりませんでした。縁側を利用した自然の涼や暖は、体にも無理がなく心地よいです。

 

●土地の素晴らしさ

そうなんです。家だけじゃないんです。古民家の建つ敷地は、昔から人が住んでいたというタイムプルーフがあるんです。飲料水、日当たり、風通し、土砂崩れに強いなどの安定した土地であること。さらに、眺望などの快適さ。果物の木や、建材になる樹木、花の木など。昔から知恵を持って手を入れてきた土地なので、すべての条件が揃っているんです。