不安なことはなんですか?

古民家や田舎ぐらしで不安なこと
私達はこう考えます。

1. 寒さ
2. 耐震性
3. シロアリ
4. 草刈り
5. ヘビ、ハチ
6. カエルが嫌い!ヘビが嫌い!ゲジゲジが嫌い!
7. 近所のコミュニティ参加

 

1.寒さ

隙間うめ + 薪ストーブ がオススメです。それだけでかなり暖かいです。
壁の隙間を埋めるには、壁土を練り込むのが簡単。この辺は、土壁の材料がいくらでも手に入ります。
床からのすきま風は断熱材を敷く方法があります。木のクズを集積した自然素材のものもありますよ。
薪ストーブは、石油ストーブより遙かに暖かく、一台で家全体が温まるほどです。薪は裏山から手に入るため、無理がありません。もちろん設置はDIYでできます。
これで、“古民家ぐらしは寒い”なんてイメージは吹き飛びます! 火を眺めるのも心地よいですよ。

 

2. 耐震性

関東大震災より前から建っている家は、この先も大丈夫だろうと一般的に言われます。東日本大震災の発生時、房総半島の長南町でも激しく揺れました。ちょうど古民家におりましたが、柱が揺れを吸収するように柔らかに左右に動き、倒壊するような不安定さがまったくありませんでした。古民家の構造は、長年の知恵の結集だと感じています。

 

3. シロアリ

シロアリの被害に遭ったことがあります。雨樋から雨水がジャージャー落ちてくる箇所があり、地面で跳ね上がって、建物の下部がびしょ濡れでした。そこに巣くってしまったのです。
都会と違い、古民家の建つ周囲の自然環境にはシロアリが共生しています。山の倒木などに普通にいるのです。それからは、家に湿気を寄せ付けないよう心がけています。家の周りをぐるりと掘り下げ(側溝など)、土台の際の草を取り、雨樋に溜まる落ち葉を掃除。この程度で健全に保つことができます。薬を撒いて防御すれば確かに被害に遭わないかもしれませんが、その薬品の中で暮らすのはどうも気味が悪いもの。まずは日々できることでの対策をオススメします。

 

4. 草刈り

草刈りは何のためにしますか? 雑草が生えるのは本来は自然な状態です。薬草や山菜、花なども楽しめます。広い面積を一気に刈り取ると、その中にいた生物が居場所を求めて右往左往するので申し訳ない気分になります。草刈りをしながら、この生産性のない無駄な行動と時間はいったい何なのかと考えてしまいます。会う人みんな草刈りが大嫌い。どんどん生えてくる雑草を相手にかなり好戦的です。さて、

草刈りをする理由……
・草刈りが義務になっている場所があります。(公道や水路沿い、隣家境界)
・家の土台際は刈りましょう。草は水分を含み湿気の原因になります。
・雨水の道筋は、崩壊や詰まりを観察するために刈りましょう。
・草むらにヘビ! サンダルで歩き回りたいところは刈りましょう。
・整備された気持ちよさを求めるなら刈りましょう。

ということで、それ以外は草刈りしなくても良いのでは?  前向きでないと凹むので、無理しないのが一番。ただし、草刈りをしないで2,3年経つと、草原から藪へ変わります。最後は雑木林になりますので、きちんと計画的に行きましょう!
他には、ヤギや鶏などの家畜はおすすめです。草がご馳走に変わりますよね!

5. ヘビ、ハチ

人間も自然環境の一部になって共生しましょう。
生態をよく調べると、むやみに怖がる必要がなくなります。
草むらにいるヘビは補色で見えないので、気づけばすぐ近くにいるものです。長靴やブーツを履きましょう。攻撃するヘビはほんの一部で、それ以外の多くは人間を怖がって逃げていきます。よく観察して適切に対処しましょう。
ヘビもそうですが、ハチが刺すのも防御です。普通に飛んでいるハチがたまたま自分の服にとまっても刺してきません。
生態をよく識って、人間も仲間入り。むやみに殺すのはやめましょうね。

 

6. カエルが嫌い、ヘビが嫌い、ゲジゲジが嫌い!

生理的に気持ち悪いと思う人は、まず一度我慢して、よーく観察してみてください。絵を描くつもりで細部まで観察すると効果があります。恐い物は“よく見る”ことで克服できますよ。見ないと、怖いイメージはどんどん膨らんでいきますが、見ると現実となって受け入れやすくなります。
みんな共生している地球上の生物。出くわす頻度が上がれば、気味悪さも徐々に馴れて行きます。気楽になれる第一歩、勇気を振り絞って頑張ってみましょう。“美女と野獣”的視点ですよ。この体験があれば、たとえグロテスクな“宇宙人”と会っても仲良くなれるでしょう!

7. 近所のコミュニティ参加

都会と違い、近所も家族のように助け合っています。つかず離れずのほどよい距離をとって、うまく協力しあっています。たとえば、共有地の草刈り、側溝のどぶさらい、火事の消防活動、連絡事項の回覧など。
自然環境が豊富にあるということは、人口が少なく、管理すべき土地が多いということになります。自分たちのことは自分たちで話し合って実行。それが各部落にある集会の役割です。とても自立したコミュニティです。
助け合うのは人間として基本の行動です。自分の家が火事になったらどうなるか、想像してみれば理解ができます。そして実際のお付き合いは、とても楽しいもので、生活に新たな見識や価値観が拡がります。惜しまず積極的に助け合えば、高齢化した集落は活気づきます。また共同作業後の宴会には、自分の得意料理を持って行くと盛り上がりますよ!(最初は恐縮すると思いますけどね(^_-)。)途絶えていた祭りも復活するといいですね!